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2022.01.06
散歩を嫌がるようになった犬の関節の健康管理に、ハーブを取り入れてみませんか?
シニア期になった犬は気温が下がってくるとじっとして動かなくなる時間が多くなり、血行や関節の動きが悪くなる影響が出ることがあります。犬が関節の違和感であまり運動をしたがらなくなるほか、立ち上がる時によいしょっと時間がかかったり、踏ん張りがきかなくなったところを見て犬の年齢を感じた、という飼い主も非常に多いです。
そんなことがきっかけとなり、運動量が減ってしまい体重が増加、さらに関節を痛めることに繋がるなどの関節トラブルのループに陥ってしまうケースもあります。
今回は、昔ながらの関節ケア、植物の力のサプリメントをご紹介します。
犬の関節の健康維持に役立つ成分はシニアになってからではなく、早めに始めることがオススメです。その理由と使い始めのタイミングについてもご紹介します。
ハーブで始める、関節の健康維持
ドクターハーヴィーズ オルゾフレックス(関節の健康維持)
●1日の給与目安量
体重 0.9kg~9kg 添付スプーン 1杯
9kg~22.5kg 添付スプーン 2杯
22.5kg~42.7kg 添付スプーン 3杯
42.7kg~67.5kg 添付スプーン 4杯
※添付スプーン1杯は2.6g
※1日量を食事の回数で分けて、毎回の食事に混ぜて与えてください。
主原料:スピルリナ レシチン ニュートリショナルイースト ガーリック フラックスシードミール アルファルファ葉 ケルプ
スタッフのおすすめポイント
■天然由来のハーブでナチュラルな暮らしにフィット
ドクターハーヴィーズ オルゾフレックス(関節の健康維持)は、犬の関節の健康維持を意識した成分を含むハーブや植物由来の原材料を組み合わせた、ハーバルサプリメントです。
犬の関節のためのサプリメントは種類も豊富ですが、その中でもこちらは植物由来の成分だけでできていることが特長です。これはつまり、魚や肉などにアレルギーがある犬でも使うことができるということです。
使用されている代表的な原材料をチェックしてみると、スピルリナは海藻の一種で、ニュートリショナルイースト(酵母)とともにタンパク質の供給源として使用されています。
レシチンはリン脂質の一種で、脂質の健康的な代謝の維持や健康的な細胞を作る際に必須になる栄養素です。また、最近では神経系の健康維持や健康的な認知機能の維持にも役立つとされ、注目されている成分でもあります。
ハーブのデビルズクロウには抗炎症作用を持つハルパゴシドという成分が含まれています。また、フラックスシードに含まれるオメガ3脂肪酸も同様の働きがあるといわれ、とくにシニア犬に積極的に与えたい成分のひとつです。
ドクターハーヴィーズ オルゾフレックスは、滞りがちな関節周りの血行をスムーズに流れるよう維持することを目的としたハーブを組み合わせ、ブレンドしています。
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個人的に「おっ」と感じたのはセントジョンズワートというハーブが配合されていること。このハーブは古来より傷や関節に用いられてきましたが、最近では気持ちを明るく前向きに維持するのに役立てられています。
シニア期の犬は関節の痛みに対するストレスを感じることもありますし、それまで当たり前にできていたことができなくなることで犬が自信を失ってしまい、表情が暗くなってしまうこともあります。
セントジョンズワートはそういった犬たちの心のケアにも役立つハーブですので、高齢になった犬たちをメンタル面でもサポートしていきたい、という飼い主には心強い味方になってくれます。
■ヒューマングレードのハーブのみを使用
ドクターハーヴィーズは、犬や猫のためのプレミックスフードやサプリメントを開発してきたブランドです。もともとは、1970年にニューヨーク市で人間の開業医としてキャリアをスタートさせた創業者が、その知見や経験を動物たちの健康維持のために活かした製品を作り、30年以上にわたり自然由来の成分を活かした商品を生み出し続けています。
ドクターハーヴィーズのサプリメントの特長はすべてヒューマングレードで作られていることにあります。人間が食べるレベルの品質の原材料のみを使用し、保存料などに代表される化学的な成分は一切使用されていません。
現代に生きる私たちは、なにかと化学的に合成された成分に頼ってしまいがち(薬など場合によっては必要なことだとポチは考えています)ですが、日々の暮らしではできるだけ自然由来の成分でサポートしていきたい、という方も多いですよね。
そういった方々にとって、ドクターハーヴィーズのこだわりは共感でき、使用されている成分や原材料は参考になると思います。
ベストな品質のものをチョイスし、食材やハーブの持っている力を引き出す、という考えには多くの方も賛同されることだと思います。
■家庭での関節ケアはシニアになる前から、がオススメの理由
多くの場合、犬の関節炎は加齢に伴い関節のクッションとなる軟骨がすり減ってしまうことで起こります。毎日普通に暮らしているだけでもすり減ってしまうものなので、おおよそすべての犬にかかわりが深いといえます。
健康診断などで獣医師さんからよく言われることですが、肥満の犬ほど関節の負担は大きくなります。
ですから、犬の関節トラブルは「これまでの蓄積」、そして加齢の影響という複数の要因が絡み合って表面化した結果でもあります。
関節の健康維持のための取り組みは、飼い主目線で見てわかる前から始めて、関節の健康寿命を少しでも伸ばしたいですね。
うちの子には少し早いかな、と感じたとしても早めに始めた取り組みは決して無駄にはならないと思います。将来的に1日でも長く、楽しい散歩や遊びを続けることができるように、関節を意識してみてはいかがでしょうか。