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2022.12.26

冬の寒い時期、便秘になっていませんか?犬の便秘に役立つ与えやすさ重視サプリメント

冬の寒い時期、便秘になっていませんか?犬の便秘に役立つ与えやすさ重視サプリメント

気温がぐっと下がり、寒くなってくる冬。気候が犬の体調に影響することを心配されている方は多いのではないでしょうか。
気温の低下に伴う冷えや関節の強張り、持病がある犬であれば心臓への負担などを意識してサプリメントなどを取り入れる方もいます。
でも、冬に注意したいポイントでありながら見落とされがちなことも。そのひとつが、冬の便秘です。

寒い時期になぜか便秘気味になってしまう犬が多いというのはご存知でしたか?この「冬の便秘」が起こってしまう原因はどのようなものなのか?また、できる対策はどのようなものがあるのか?など、犬の「冬の便秘」に注目してペット栄養管理士から暮らしの中の習慣や、オススメのサプリメントをご紹介いたします。

冬の便秘の判断基準

健康的な状態の犬であれば1日1回以上ウンチが出るのが普通といわれていて、散歩のたびに2~3回する子もいます。排便の回数が1日1回以下の状態であれば、たとえウンチが数日おきに出ていたとしてもその犬は便秘気味と言えます。

ウンチの回数は食事の内容によって変わりますし、散歩の時にいつも決まってウンチをする犬など、ウンチをする時間帯が定まっていることも多いので、その時間帯にウンチをしたがる様子が見られない場合も便秘の兆候。

犬の便秘では、数日間ウンチが出ないだけではなく、力んでもなかなか出てこないため、ウンチをするのに時間がかかってしまったり、固くて排便時に痛みを伴うことで鳴き声を出すこともあります。
ウンチが固く、切れやすくコロコロとしている状態が数日以上続いていることも便秘の症状のひとつです。

固いウンチを出そうとして力むあまり、肛門から出血してウンチの表面に鮮血がついてしまう(いわゆる切れ痔)こともあります。血便と勘違いして驚く方もいらっしゃるようですが、別物ですのでご注意ください。

便秘や便秘気味の犬のお腹はガスやウンチが腸内に溜まって、固く張っていることも多く見られます。

犬の便秘のチェックポイント

■ウンチが1日1回以下
■ウンチが固く切れやすい
■ウンチを出すのに時間がかかる
■お腹が張っているように見える、おならが増える

冬の便秘の原因とは?

こうした犬の便秘の原因は、大きく分けて2つあるといえます。
中でも冬の便秘と強く結びついている原因についてご紹介いたします。


■腸の動きが低下している

犬の便秘の原因の一つとして、腸の動き(ぜん動運動)が悪くなってしまうことが挙げられます。
腸は通常、便を腸自体が動くことで便として排出させることができますが、強いストレスがかかった状態が続くとこの腸の動き自体が低下する傾向があるほか、加齢、運動不足などにより代謝が落ちることで低下することもあります。

冬は、寒さのために散歩の時間が減ったり、寝ている時間が長くなることで、運動量が減少します。腸の動きは運動量とも相関関係にあり、適度な運動をすると腸の動きが活発になる一方、運動不足の状態が続くと腸の動きも鈍くなり、便秘になりやすくなります。

とくにシニア犬では、加齢と運動不足の両方の要因が重なって、冬に便秘になりやすい子が多いといわれています。



■飲水量が低下している

また、冬は夏と比較して犬の飲水量が減る傾向にあります。これも冬の便秘の原因のひとつです。
摂取している水分量が十分ではない場合、ウンチが固くなってしまい、スムーズに排便しにくくななります。

夏の間、犬は冷たい水を飲むことで体温を下げようとしたり、舌を出して呼吸する「パンティング」によって水を気化させて温度を下げ、体温調節を行うので、犬たちは体温を下げるために多くの水を必要とします。しかし冬は体温を下げる必要がなくなるので、飲水量がぐっと減ってしまいます。

普段から犬がどれくらいの量の水を飲んだり、食事から摂取しているのかを知っておくことは健康管理のために大切です。



■ストレスが溜まっている

犬も人間と同じようにストレスが溜まっている状態が続くと、腸の動きが低下して便秘になるといわれています。
冬は、十分に散歩や遊びの時間がとれず、ストレス発散ができていなかったり、引っ越しや来客、新しい家族が増えたなどして環境が変化したことがストレスとなることもあります。
犬のウンチが固くなっていたり、ウンチが出にくくなっているようであれば、最近の犬の様子を振り返り、ストレスを感じるようなことがなかったかを確認してみるのも良いと思います。

冬の便秘対策に、生活習慣を見直してみよう

■運動不足を解消しよう

犬の便秘対策としてちょっとした運動を取り入れてみるのはとても効果的です。といっても、急に散歩を倍の時間にしたり、激しいトレーニングをする…というわけではなく、「毎日続ける」ことを意識するのがポイント。

10分でも散歩に連れ出したり、外に出られないようであれば室内で取り組めるエクササイズや遊びをいつもより長めに行ったりしてみてください。
短時間の散歩なら、階段や坂道をゆっくりと歩くことを取り入れるのも筋トレにもなってオススメ。
シニア犬は全身の筋肉の衰えに伴ってウンチを出す力も低下していきますから、基礎的な体力を維持することを意識するようにしてください。

 

■水分は食事やオヤツからも摂取できる!

主食として総合栄養食の基準を満たすドライフードを与えているご家庭が多いと思います。でも、便秘を避けるために食事から飲水量を意識したい冬は食事スタイルにも変化を持たせてみるのがオススメ。
たとえば、スープなどウェットフードをドッグフードにトッピングしたり、食事でも水分摂取を促すことも効果的です。

また、ゴートミルクやヨーグルト、スープをオヤツに与えれば美味しく無理なく水分を摂取できます。
全体の量を変えずに水分量が多い食事にすれば、低カロリーに。体重管理が必要な子にもオススメですよ。

 

■腸内環境をサポートする食事

便秘だけではなく、軟便にもなりやすい子の場合、腸内環境が安定しておらず、バランスが崩れやすい傾向があるのかもしれません。
腸内細菌は、大まかに体に役立つ有用菌、増えすぎると悪さを働く悪玉菌、どちらでもない日和見菌に分類されますが、それぞれが一定の数存在している状態が理想的なのだそうです。どれかが増えすぎてしまったり、減りすぎてしまうことを「腸内細菌のバランスが崩れる」と表現します。
(たとえ有用菌であっても、増えすぎてしまうと便秘や下痢の原因になることがあります)

お腹の調子が不安定な子には、腸内細菌のバランスを健康的に維持するために役立つ、水溶性・不溶性の食物繊維をバランスよく含む食事が健康のポイント。
腸内細菌のバランスが改善されるまでには時間がかかりますから、長い目で見てじっくりとお腹の調子を安定させていきたいという時には、継続的に与えていくことをオススメします。

与えやすいサプリメントも始めてみませんか?

犬の健康管理でも使用可能!小粒のサプリ

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tama たまサプリ ベンスルーEX

●原材料名:デキストリン、酸化マグネシウム、ビール酵母、難消化デキストリン、ステアリン酸マグネシウム、脂肪酸エステル、ミルクオリゴ糖、フィッシュペプチド、加水分解ミルク

●保証成分:タンパク質1.5%以上、脂質0.2%以上、粗繊維3%以下、灰分39%以下、水分5%以下

○カロリー:213kcal/100g

●原産国名:日本

〔給与量目安〕2kg:1粒/4kg:2粒/6kg:3粒

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今回ピックアップしてご紹介するのは、tama たまサプリ ベンスルーEX。tamaは、ポチの姉妹ブランドで猫に対応したアイテムを多くご紹介しています。
ポチでお買い物をされている方の中には、「ベンスルー」という名前に聞きなじみがある方も多いかもしれません。実はこの商品は、ポチで販売されていた犬の便秘に役立つ「ベンスルー」をさらに使いやすくパワーアップさせたものなんです。

POCHIのベンスルーはパウダータイプですが、tama ベンスルーEXは食にこだわる猫にも使いやすいように小さな錠剤になっています。
そのため、一度に使う量が分かりやすくなっただけではなく、小型犬にも与えやすいのです。
食事にこだわりがある子でも口の奥に入れて飲み込ませるだけなので、与えるのも簡単に!とっても使いやすい!


お腹の健康維持のために与える、食物繊維と酸化マグネシウムを含むサプリメント。
食物繊維と酸化マグネシウムが便が固くなりすぎるのを防ぎます。
tama ベンスルーEXを与える際には水分の多い食事を与え、積極的に多くの水を飲ませてください。

ポチのロングセラー、パウダータイプの「ベンスルー」なら

*1  POCHI ベンスルー レギュラー

おわりに

本日は犬の便秘に役立つ小粒タイプのサプリメント、tamaベンスルーEXをご紹介いたしました。猫用のサプリメントということで、犬の飼い主さんは「犬には使えないんでしょう?」と思っている方も多いと思います。でも、成分をペット栄養管理士がチェックしたところ、犬に合わない成分は含まれず、猫に合わせた小さな錠剤にしたことで犬にとっても使いやすいというメリットがプラスされていることが分かりました。とくに便秘になりやすい小型犬の健康管理に非常に便利なアイテムですので、便秘気味の子は試してみてはいかがでしょうか。