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2023.02.08
【#大きな犬と】インコとウサギと大型犬の仲良しライフとは!?
同じ犬でも小型犬と大型犬では、育て方や食事など気をつけたいポイントがちょっと違います。でも世の中にある知りたい情報は小型犬向けが多いのが少々残念…。そんな飼い主さんのために、大きな犬にフォーカスした、最新情報やお役立ち情報を集めて紹介します。(POCHI編集チーム・大きい犬班)
今回のとっておき情報小鳥と小動物と大きな犬の生活
現在はラブラドール・レトリーバーとインコ2羽とウサギ1羽と暮らす、金澤家の“みんな仲良しライフ”を紹介します。
数えきれないほどの小さな生き物たちと
東京都在住の金澤家には、現在、ラブラドール・レトリーバーのモナちゃん、セキセイインコのヒナちゃんとシロちゃん、ウサギのピピちゃんがいます。
「もともと何百種類もの昆虫名が言える昆虫少年で、今は植物観察や昆虫採集も趣味にしています。以前は伝書鳩や、保護した鳶やメジロ、モグラを飼っていたこともありました。セキセイの前は、コザクラインコもいました。ラブラドールはモナが4代目です」と、金澤恒雄さん。
2021年まで、金澤家にはもう1頭ラブラドールがいましたが、癌を患い旅立ってしまいました。
「その子は、デジタルミラーレス一眼カメラのAF機能紹介動画にも出ています。今でも動画サイトで、その子が海辺を走る様子をなつかしく見ています。
モナは、盲導犬候補生から2歳7ヵ月でキャリアチェンジした犬で、現在5歳。我が家のラブラドール史上、もっともおとなしくて落ち着いていて穏やかな性格ですね」
恒雄さんは、本気で人の思いを伝えると、必ず理解してくれると信じながら小鳥や動物たちに接しています。
「モナにも、前の子にも、小鳥や小動物にやさしくしてほしいと伝えました。小さな子たちに強く当たったときは叱るという形で、そうした行動は家族として歓迎できないと、犬たちに伝えることもありましたが。
なにより、犬の特性として、私たちが小さな鳥や動物と接する様子を見ながら、その子たちが大切な家族なのだとわかってくれているはず」とのこと。
こうして、飼えなくなった人から譲り受けた4歳のヒナちゃんや1歳のシロちゃん、2022年の晩秋に家族の一員になったピピちゃんとも、モナちゃんは仲良くなりました。
大きな犬がいるから小鳥たちも安心して外出
「ボランティア仕事以外はリタイアしたから、毎日が日曜日」と語る、恒雄さん。最近、キャンピングカーを購入し、モナちゃんだけでなく、ヒナちゃんやシロちゃん、ピピちゃんも連れて、家族そろってでさまざまなところへ出かけています。
「駐車場のある広い公園へ出かけては、花々を愛でたり、孫たちと遊んだり……。
モナは、あまり活発ではないですが、ボールで遊ぶことはあります」
公園では、インコたちはモナちゃんの身体に上ってきて、離れようとしません。
「大型犬と一緒にいれば、カラスなどの敵に襲われないことを、ヒナもシロも知っているんですよ。モナの体が大きいから、守ってもらえると思って安心していられるのでしょう」
ウサギのピピちゃんは、時々草むらに冒険に出かけたりしますが、ヒナちゃんやシロちゃんと同じように思っているのか、しばらくするとモナちゃんの近くに戻っているように見えます。
自宅では、トイレの問題もあり、ピピちゃんはケージに入っている時間とリビングでモナちゃんたちと触れ合う時間とがあるそうです。
ヒナちゃんとシロちゃんは、リビングの止まり木の上で過ごすことが多いとか。
「小鳥や小動物や犬との暮らしで、大変だと感じたことはありません。にぎやかで楽しいですね」と、金澤さん夫妻は声をそろえます。
湖上散歩やフェリー旅行も一緒に
湖でSUP(サップ)遊びをするのも、近頃の家族の趣味とのこと。
「妻や娘や孫がSUPで湖上散歩をしている間、私は、昆虫採集や植物観察をしています。モナは泳ぐことにはあまり興味がないようで、SUPから飛び降りようとはせず、おとなしくSUPに乗って景色を眺めていますね」
2022年秋には、モナちゃんもインコたちも連れて、フェリーで神戸から大分までの旅行にも出かけました。
どこに行くにも、みんな一緒。金澤家の思い出写真は、インスタグラムやフェイスブックのアルバムに、どんどん増えていきます。
「車中泊に関してはまだ素人ですから、先輩方にいろいろと教えてもらっています」
と、恒雄さんは微笑みます。
キャンピングカーを活用した今後のワクワクなプランも、尽きそうにありません。
自然を大切にできる人になってほしい
恒雄さんは、手に小鳥を乗せながら次のように語ります。
「小鳥や動物と触れ合いには、人間の言語をほとんど使わないからこそ、ボディランゲージを読み取る大切さを感じます。相手の表情を読む勉強にもなりますよね。
人間には言葉があるだけに、裏があることも……。でも動物には、裏がありません。飼い主に感謝をしていないとしても、憎んだり仕返ししたりしない“今”を、“この瞬間”を生きています。人間は欲がじゃまをする厄介な動物で、極端に走ると権力を握って自分の意のままに操ろうとしがちです。それに比べて、純粋な動物たちと一緒にいると心が癒されます」
それを聞いて恒雄さんの妻は、
「インコたちは夫に一番なついていますね。とても楽しい毎日だけれど、これ以上、もう動物を増やさないでね」と、微笑みます。
恒雄さんも笑い、モナちゃんのリードを持ちながらうれしそうに公園内を走る孫たちを見つめながら、次のように語ります。
「子どもたちが、自然や動植物に興味を持って、地球環境や自然を守っていける大人に育ってほしいと願いながら、こうして小鳥や動植物を大切にしながら日々過ごしています」
きっと、今日もどこかで、金澤家のみなさんは自然とたわむれていることでしょう。
相手を大切に思えば、どんな生き物同士でも心が通じ合えると、金澤家の日常を見ていると感じずにはいられません。
文・写真:臼井京音
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