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2019.07.03
犬も車酔いをするの?犬とドライブに出かけるときの注意点と対策
犬も大事な家族の一員だからドライブのときも一緒、という方も多いのではないでしょうか。実は人間同様、犬も車酔いをします。そこで今回、犬にとっても快適なドライブになるよう、注意点と対策をまとめてみました。犬と一緒のお出かけのとき、参考にしてくださいね。
犬の車酔い
ドライブするとき、飼い主には目的地や所要時間が分かっています。一方、犬は目的地も所要時間も分かりません。中には、もしかしたら病院に連れて行かれるのかも、と不安を感じる犬もいるでしょう。また、1度車酔いを経験してしまった犬は、ドライブに対してあまり良いイメージを持てなくなってしまいます。そのような精神的な不安や、車の振動に体が慣れていないなどの理由により、犬の車酔いが起こります。
犬の車酔いの症状は、あくびをする、よだれが多くなる、きょろきょろしている、吠える、そして嘔吐などです。犬が嘔吐したら車酔いしたと明らかに分かりますが、他の症状も車酔いのサインとして覚えておくと良いでしょう。
犬の車酔いを防ぐには
犬とドライブをするとき、いくつか注意点があります。
犬を車の中で自由にさせておくと、車酔いすることがあるため、ドライブ中はペットキャリーの中にいるようしつけておきましょう。ペットキャリーのほどよい狭さで、犬の体の揺れを最小限にとどめることができ、犬の車酔い対策になります。
ドライブの合間に車を停めて飼い主とスキンシップをする時間を持つなど、ドライブは楽しいと犬が感じるようにな工夫を取り入れると効果的です。精神的にも落ち着くため、車酔いをしにくくなります。
犬を車に慣れさせることも大切です。最初は動いていない車に一緒に乗ってみてください。これをしばらく続けることで、車に対しての苦手意識も薄れていくと思います。ドライブの行き先も、犬が慣れるまでは近場の方が安心です。
車を運転する際は、車体が大きく揺れないように気を付けましょう。犬と一緒に車に乗るときは、赤ちゃんを乗せているような気持ちで、急ブレーキ・急発進はせず、いつも以上に丁寧な運転を心掛けてくださいね。
また、車内は密室だけあって、いろんなにおいがこもりがちになります。車内で食べたものや香水、芳香剤など、さまざまなにおいが混ざったりすると、人間でも車酔いしてしまう可能性があります。換気をしてもにおいが気になる場合は、においを分解する消臭剤を用いるのもおすすめです。
もし長時間ドライブで、犬の車酔いが心配な場合は、車酔いを予防する内服薬を飲ませる方法もあります。
犬が車酔いしたとき
さまざまな車酔い対策を試みても、犬が車酔いしてしまうこともあります。突然嘔吐してしまうこともあるかもしれません。そんなときに備えて、犬とドライブに行くなら犬用のトイレシートやトイレットペーパー、水、タオルを持参しておくと良いでしょう。
また可能であれば、車を停めて外の空気を吸わせてあげるのも良いでしょう。車酔いをしたまま引き続き車の振動に揺られると、犬の車酔いはさらに悪化してしまいかねません。一度車を停め、犬が落ち着いてから再出発することをおすすめします。私たちが体調を気遣ってあげることで、犬も安心することができます。
おわりに
繰り返しになりますが、犬とドライブを楽しむためには、クレートに慣らすのと同じように車は安心していられる場所であると犬に理解させることが大切です。ドライブは、ときに犬にとってストレスになることもあります。しっかり準備をすれば、まず飼い主の心に余裕ができます。飼い主がゆったりとしていれば、犬も緊張することなく気持ちに余裕ができるかもしれません。
犬の車酔い対策のポイントを押さえて、犬たちの「楽しい!」「気持ちいい!」、そして帰り道にはぐっすりで「大満足ー」という顔と一緒に、ドライブを楽しみたいですね。
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夏~秋の行楽シーズンに気をつけたいポイントとしては、犬たちを入れておくキャリーやクレートの通気性です。空気がこもってしまうことで、内部の温度や湿度が上がり体調を崩してしまうこともあるようです。
また、当たり前のことですが、犬たちを車から降ろす時には飛び出してしまわないようにしっかりとリードを握り、降りる場所にも気をつけてあげるようにしてくださいね。
せっかくの犬たちと一緒のお出かけですから、犬たちも私たちも「楽しかった~」と言えるように準備をしたり対策をしておきたいものですね。