少しずつ夏日も増え、暑さを感じることが多くなってきたら、犬たちにもカレーはいかがでしょうか。
急な暑さは犬の食欲にも影響します。これから少しずつ増えてくるお悩みも、犬の食欲に関連するもの。それまでよりも食べる量が減ったり、ドッグフードを残すようになると心配になってしまうこともよくあるものです。

フードを変えることを検討される方も多いですが、その前にいつものドッグフードにトッピングをすることで、犬の食欲や元気を応援するという方法もあります。

本日は犬の食欲が低下しやすい初夏の時期、オススメのトッピングをご紹介します。

初夏にカレーがオススメなのには理由があります！

■肝臓の健康維持にはターメリック！

カレーの色を出しているターメリック(別名：ウコン)の成分はクルクミンといって、抗酸化成分として知られています。抗酸化といえば、強くなる紫外線の活性酸素によるダメージが気になる夏に向けてぜひ取り入れたいキーワードのひとつ。でも、それだけではありません。クルクミンはただの抗酸化成分ではなく、肝臓の働きをサポートする働きも持っていることがポイント。
クルクミンは、胆汁の分泌を促進し、解毒作用を発揮することで、肝臓の機能を助け、身体機能を改善する研究結果が得られ、世界的に大きな注目を集めています。(少し前にターメリックラテ、という飲み物も少し話題になりました)
以前は経験的に二日酔いの時などにウコン、といわれていましたがそれが化学的に証明された形になります。

夏は害虫対策の投薬など、薬による化学物質の分解で何かと肝臓にかかる負担も大きくなります。
食べ物を消化吸収する際に活躍する肝臓の働きが低下してしまうことが食欲低下の原因の一つになっていることもあります。食欲が落ち込みがちな時こそ肝臓のケアとして役立つ成分を取り入れた食事を積極的に取り入れたいですね。

■豚肉に含まれるビタミンB群はお疲れの体のケアに

■カレースパイスの香りでリラックス

ポチの犬用カレーでも人間用のカレーと同じような良い香りを再現するため、クミンなどのスパイスを使用しています。(もちろん犬の体調に影響するトウガラシのような刺激のあるスパイスやニンニク、玉ねぎなどは使用していません)
このカレーの香りには心を穏やかにして食欲を刺激する働きがあることが分かっています。中でも特にカレースパイスに含まれるクミンには、リモネンという香り成分が含まれています。リモネンは体内に香りとして取り込まれるとリラックス効果が特に高い成分といわれていて、さまざまなリラックスアイテムにも使われているそうです。

犬の食欲不振にはストレスが関係していることもありますので、美味しく食べてリラックスできるカレーならさらに食欲を刺激してくれるはず。引っ越しや新しい家族が増えたなど、環境の変化でストレスが心配な犬の心もスパイスの香りが優しくほぐしてくれるかもしれません。

おわりに

今回は夏に向けて犬の体調管理に取り入れてみてほしいトッピング、POCHIポークカレーについてご紹介しました。普段からファンの多いカレーですが、夏になると殊更美味しく感じる…という方もいるのではないでしょうか。そんな夏ならではの美味しさを、犬とも共有しながら美味しく健康管理に役立ててみてください。暑さストレスのため、食欲が低下する犬も多く見受けられます。そんな時に「そういえば…」と思い出してぜひ試してください。