• コラム

2026.04.16

インターペット東京2026で最新サービスや犬事情を知る!

インターペット東京2026で最新サービスや犬事情を知る!

文・写真=臼井京音

2011年から開催されている"人とペットの豊かな暮らしを提案する"日本最大級のペット産業見本市「インターペット ~人とペットの豊かな暮らしフェア~」。今年のペット業界のトレンドや最新情報、ショッピング以外のインターペットの楽しみ方などについてお伝えします。(POCHI 編集チーム)



今回のお役立ち情報日本最大のペットイベントレポート

「第15回インターペット東京」をPOCHI記者が訪れ、トレンドや新しいサービスなどをくまなく取材。最新の犬事情などを知ることができました。
インターペットを飼い主さんとエンジョイする犬たち写真とともに、POCHI記者の体験レポートをお楽しみください!

“お出かけ”アイテムが目白押し

国内最大級のペットイベントとして知られる「インターペット東京 ~人とペットの豊かな暮らしフェア~」が 2026年4月2~5日、東京ビッグサイトで開催されました。第 15回目となる今回は、国内外から633社が出展しました。

中型の元保護犬と暮らす筆者も、ほぼすべてのブースをチェック。日本の犬事情の最新動向を興味深くウォッチしました。

カートの多頭乗りをよく見かけました。かわいい!

カートの多頭乗りをよく見かけました。かわいい!

今回、筆者が気になったのは、“お出かけ ペット旅”ゾーン。
「インターペット東京」もカート来場者が年々増えていると感じていますが、それを裏付けるかのように、ペットカートやそれに関連する多彩なアイテムがそろっていました。
高齢犬などの生活の質を維持するために、足腰が不自由になってもカート散歩をする飼い主さんが増えたことも背景にあると推測されます。小型犬用だけでなく、中型~大型犬用のドッグカートも数多く見られました。

SUBARUの記念撮影コーナーは大人気。SUBARU車のフラットな荷室は犬とのドライブを快適にしてくれます

SUBARUの記念撮影コーナーは大人気。SUBARU車のフラットな荷室は犬とのドライブを快適にしてくれます

「ペットツーリズム」という言葉も浸透してきた昨今、犬と宿泊できる宿、グランピング施設やキャンプ場なども増加傾向にあるのは想像にかたくありません。
犬のお出かけを快適にする自動車やカーグッズの展示コーナーには、うちの子との旅を予定しているであろう多くの来場者が足を運んでいました。

Honda Dogのアクセサリーは、“ペットシートプラスわん2”(写真左)、“ペットシートマット”(写真右)、ペット車外飛び出し防止リード、ペットシートサークルなど多様

Honda Dogのアクセサリーは、“ペットシートプラスわん2”(写真左)、“ペットシートマット”(写真右)、ペット車外飛び出し防止リード、ペットシートサークルなど多様

アウトドア用のウェアブースも注目を集めていて、うちの子とのお出かけだけでなく、一緒にアクティビティを楽しみたい飼い主さんが増えてきているというトレンドも目の当たりにしました。

ラッシュガードなど、アウトドアで役立つウェアのブースも人気でした

ラッシュガードなど、アウトドアで役立つウェアのブースも人気でした

アイデア商品や初上陸の品とは?

移動関連のモノとして筆者が驚いたのは、“ナクラム ペット用電動三輪カート”。
免許不要で走行できる、最高速度は6km/hという電動カートです。
犬の乗車位置が高くなく、ペットスペースの側面が扉になっているため、中型犬でも載せやすいのがメリットのひとつ。ただし、我が家の体重18kgの犬は大きすぎ、残念ながらペットスペースには乗車できなさそうです。
今回、試乗をしていた体重11kgの子は、飼い主さんの足元で満足そうな表情を浮かべていました。

最大許容積載重量は100kg、フル充電での最大走行距離は20㎞の、ナクラムペット用電動三輪カート

最大許容積載重量は100kg、フル充電での最大走行距離は20㎞の、ナクラムペット用電動三輪カート

筆者は毎年、うちの子用のグッズをインターペットの特別割引価格でゲットできることも楽しみにしています。
今回は、虫よけ用の機能性アロマ首輪“COLLARE”を購入しました。これは、世界各国でベストセラーになっている、天然アロマ成分でできた首輪で、日本ではインターペット東京が終わってからAmazonなどで新発売されるそうです。
そろそろ、マダニやノミや蚊が気になるシーズンになってきたので、さっそく散歩時にうちの子につけようと思っています。

筆者の犬に活用するノミダニ予防のアイテムとして、日本新発売になったCOLLARE(コラレ)を今年は活用予定です

筆者の犬に活用するノミダニ予防のアイテムとして、日本新発売になったCOLLARE(コラレ)を今年は活用予定です

防災関連の情報も充実

昨年に引き続き、今年もホール出入口で『2026最新版 ペットと家族の防災手帳』(ペット災害支援協議会)も配布されていて、もちろん筆者も持ち帰りました。全22ページのこの小冊子には、うちの子との防災対策に役立つ内容が充実しています。筆者の防災バッグにも、うちの子の情報などを記載して入れてあります。

特設ステージプログラムでも、防災関連の情報が提供されていました。
4月3日には、「力に頼らないコミュニケーションVol.10 日常に活かせる『防災トレーニング』」があり、災害時に犬たちが受けるストレスを軽減するためのトレーニング方法などを、ヒューマン・ドッグトレーナーの須﨑大さんが、大きな犬2頭と暮らす元プロサッカー選手の小野伸二さんとともに、語ったり実演したりして会場も盛り上がっていました。

小野伸二さんと須﨑大トレーナーによる、防災トレーニングに関する特設ステージプログラム

小野伸二さんと須﨑大トレーナーによる、防災トレーニングに関する特設ステージプログラム

4月5日にも、「ペット防災の基本の『き』~知っていますか? 一番大切な備え~」という講演を、特定営利法人ANICE代表の平井潤子さんと俳優の速水もこみちさんが、また「もし明日災害にあったら~大切な家族を守るために備える~」という講演を、一般社団法人日本臨床獣医学フォーラム副代表の白井活光獣医師が行いました。

講演を聞く飼い主さんのそばで、スヤスヤ…

講演を聞く飼い主さんのそばで、スヤスヤ…

おめかし犬やレア犬種を見るのも楽しい!

インターペット東京では、参加型のプログラムも開催されています。
そのひとつ、ワークショップ「ペットのかわいいチョーカーを作ろう」の講師を務めた國岡ちとせさんの出展ブースでは、キュートな犬用帽子を試着する犬たちの姿に、筆者も胸キュンでした。

ペットグッズハンドメイド講師の國岡ちとせさん。ご自身がデザインしたウェアやアイテムが並ぶchikata・Luludoll c の出展ブースにて

ペットグッズハンドメイド講師の國岡ちとせさん。ご自身がデザインしたウェアやアイテムが並ぶchikata・Luludoll c の出展ブースにて

そのほか、会場内では、とびきりおしゃれした犬たちにたくさん出会えるのも楽しみのひとつ。
それぞれの個性にぴったり合った洋服に身を包んでいる来場犬を見ながら、「かわいい~! 写真を撮ってもいいですか?」と、筆者は何度声をかけたことでしょう。
撮影コーナーでスマホカメラを向けられる犬たちは、みんな誇らしげな表情にも見えました。

ファッションショーを見ているかのような気分で、見ている人たちの頬もほころびます

ファッションショーを見ているかのような気分で、見ている人たちの頬もほころびます

筆者のもうひとつの楽しみが、会場内でレア犬種に遭遇できること。
今回は、ソフトコーテッド・ウィートン・テリア、ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバー、グレート・デーンを間近に見ることができました。

ソフトコーテッド・ウィートン・テリア(左)と、グレート・デーン

ソフトコーテッド・ウィートン・テリア(左)と、グレート・デーン

2026年の第15回インターペット東京は、4日間で60,019名が来場したとのこと。筆者も見て、体験して、学んで、買ってと、来年も楽しみに訪れたいと思います。

POCHIブースでは、ドライフード、レトルト、ガムからそれぞれ1種類ずつ選んで500円のうちの子だけの特別セットを作るコーナーが人気でした

POCHIブースでは、ドライフード、レトルト、ガムからそれぞれ1種類ずつ選んで500円のうちの子だけの特別セットを作るコーナーが人気でした



■ 文・写真:臼井京音

profile_202506.jpgドッグライター・ジャーナリストとして、20年以上にわたり世界の犬事情を取材。現在は犬専門誌『Wan』をはじめ週刊誌、Web媒体、会報誌等で情報発信を行う。以前は『愛犬の友』誌、毎日新聞の連載コラム(2009年終了)などでも執筆。著書に『うみいぬ』『室内犬の気持ちがわかる本-上手な育て方としつけ方をアドバイス!』がある。
現在は元野犬の中型犬と暮らす。歴代愛犬のノーリッチ・テリア2頭と同様にボールを追いかけることが喜びで、趣味はテニスとバレーボールと写真撮影。パリやNYで撮影し自宅暗室で焼いたモノクロ写真は、ドッグリゾートWoof、ペットショップP2などのインテリアにも使用されている。